
ライフスキル講座(発達障がい)「外出」
本日はライフスキル講座から「外出」についてご紹介します。
発達障がいの方の特性から、イメージが苦手で自分では大丈夫だと思っていても、いつも同じことの繰り返しで悩まれている方が多くいらっしゃるかと思います。
外出というテーマの中では、遅刻しないようにと気をつけていても、様々な理由で決められた時間に中々到着できないということが思い当たるかもしれません。
そこで今回の講座では、「一人で企業様に面接に行くこと」を想定したワークに取り組んでいただきました。
内容は、外出の予定を職員に告げられてから当日までどのような行動をとるか時系列に書き起こすというものです。
例:まず外出当日までにやる事を書き出します。
訪問先の概要リサーチ・電車の運賃・乗り継ぎ・移動時間など
例:次に外出当日の行動を書き出します。
施設を何時に出る・何時の電車に乗る・外出前の机の整理・企業様での受付は何時までに済ませておくなど
今回は特に時間について考えて頂きました。
起きて、家を出て、外出先に行く、ただそれだけと思われるかもしれませんが、実は起きた後にやるべきことや、やりたいことは洗い出してみると自分の想像よりたくさんありますし、一歩外に出れば様々なイレギュラーのことがあります。
それを書き出して、時間を把握し、更に余裕を持って行動するだけでも、より良い外出になることに気づかれた方も多くいらっしゃいました。
時間管理もスキルです。その一助となるワークをライフスキル講座では行っています。